中学受験塾に過剰にお金を払ってしまうのか③(Yahooより引用)

中学受験

「Yは負けず嫌いな面があるんですが、とにかく仲間のいる上から2番目のクラスに行きたいってことで、かなり頑張っていたんです。でも、そもそも基礎がなかったもので、これをどうにかしないといけない! って塾に相談することにしました」

すると教室長から、学生が講師を務める系列の個別塾を勧められ、塾のない日はそこで勉強をすることになったという。

「全ての曜日に塾が入るようになってしまったのですが、Yの成績は思うようには上がりませんでした。先生に相談すると『高学年になると、みんなが一斉にギアを上げますから、普通に勉強しているだけでは、成績はなかなか上がらない』って言われてしまい、親子で余計に焦っていました」

T子さんは個別塾の教師が学生だからいけないのではないかと考え、Y君が6年生になると、プロ家庭教師にみてもらうようにしたという。

「もう、あの頃の私は、お金の計算ができなくなってしまい、結局、中学受験対策の2年間だけで、塾と家庭教師に400万円近く費やしました……。芳樹はもともと、地頭がいいほうではないって気が付いていながら、それをどうしても認めたくなくて。『こんなにお金をかけたんだから、それなりの学校に行ってもらわなければ!』って思っていましたね」

多香子さんは、自分のパート代を芳樹君の塾代にあてていたそうだが、それでは足りずに、貯金に手をつけるようになっていったという。

「マンションの頭金を払ったせいで、貯金もあまりなかったんですが、それでも『教育費のためだから!』って言い訳をして、出していましたね。今、思えば、完全に受験産業に踊らされていたような気がします」

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